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おいしい減塩料理を食べよう!

 

 

みなさん、こんにちは。

 

 

突然ですが、1日にどれだけの塩分を摂っているかご存知ですか?

 

減塩の重要性が叫ばれて久しいですが、

成人の1日の食塩摂取量は男性10.9g、女性9.3gと、

国の食事摂取基準の目標値である男性7.5g、女性6.5g未満よりも約3g多いのが現状です。

 

 

 

塩分を摂りすぎると…

 

塩分は生命維持の為に必要な物ですが、過剰摂取は健康に悪影響を及ぼします。

 

 

高血圧

・塩分を摂りすぎると血液中の塩分濃度が高くなります。

すると、塩分濃度を薄めようと体内の水分量が増え、血液の量も増加。

心拍出量も増えて、血圧が高くなります。

 

 

胃がん

・胃酸の影響から胃を守るため、胃壁は粘液を分泌する粘膜細胞で保護されています。

塩分を過剰にとると、この粘膜細胞が破壊されたり、粘膜の性状が変化して胃がんができやすくなります。

 

 

心疾患や脳血管疾患

・血圧が高いと、大きな負担がかかり続けた血管の壁が硬くもろくなる動脈硬化が起こりやすくなります。

動脈硬化が進行すると、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高まります。

 

 

腎臓病

・腎臓は血液から老廃物や余分な塩分を除去していきます。

腎臓の血管に動脈硬化が起こると血液がろ過されにくくなるため、腎臓は無理をして働くことになり、やがて疲弊して、機能が低下します。

 

 

その他

・塩分の過剰摂取は、骨の材料であるカルシウムの尿中への排泄を促し、骨粗鬆症のリスクを高めます、

また、神経細胞の機能を妨げて認知機能を低下させる可能性も指摘されています。

 

 

ひと工夫でおいしい!減塩レシピ

 

減塩の必要性はわかっているけれど、

減塩料理は面倒だし、何より美味しくないと思っていませんか?

でも、ひと工夫するだけでおいしい減塩料理を楽しめます。

 

いつもの定番料理から挑戦しよう!

簡単に作れる定番料理の塩分を減らすことから始めていましょう\(^^)/

 

◯豆腐の味噌汁

減塩ポイント:少なめの汁で減塩、山椒で風味をプラス

具を多めにだし汁を少なくして、汁の味が薄くなりすぎないようにし、さらに山椒で風味をプラス。

豆腐は手でくずすことで味が絡みやすくなります。野菜を加えて具材を多くしても

 

 

 

 

材料(2人分)

・豆腐………150g

・みそ………小さじ2

・だし汁………200ml

・ネギ………15cm

・粉山椒………少々

 

作り方

①だし汁を沸かし、豆腐を手で一口大にくずして入れる。

②ネギを斜めに薄切りにして加え、再沸騰したらみそを加える。

③ひと煮立ちさせたら火を止めて粉山椒をふる。

 

 

ここで、もっと減塩ポイント!

〜ほうれん草も追加で〜

ほうれん草にはカリウムが多く含まれています。

カリウムには余分な塩分を排出する働きがあり、ほうれん草の他にも小松菜や納豆にも多く含まれており、味噌汁に入れて傘増しするのも◯。

 

 

 

かくれ塩分とは

 

知っておきたい、食品の「かくれ塩分」

思いもよらない食品に多くの塩分が含まれていることがあります。

 

調味料

・薄口しょうゆは色が薄いだけ!

・ドレッシングよりマヨネーズの方が塩分が少ない

 

主食

・ご飯やソバの塩分はほぼ0g

 

加工食品

・肉の加工品は茹でることで塩分減

・おでんなど練り物だけの固食は注意

・スープを残すと塩分が3割減

 

などなど、

日頃のちょっとした努力で減塩できたらいいですよね。

私はドレッシングよりマヨネーズ派なので、知らぬ間に減塩できていたのは驚きでした(^^)

ご飯とそばの塩分派ほぼゼロということで、うどんはそばなどに比べると塩分はあります。

 

うどんを好んで食べる方は3回に1度はそばやご飯にしてみたり、

料理を大皿から取り分けるスタイルにしたり、味つけをしない料理を一品増やすなど、小さなことでも初めてみたらいかがでしょうか。