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家庭での食中毒対策をしよう!

 

みなさん、こんにちは。

 

蒸し暑い季節がまだ続いていますが、

みなさん如何お過ごしでしょうか?

 

夏は食中毒が起こりやすい時期。

特に蒸し暑い夏は、細菌による食中毒の危険性が高まります。

また、ある調査で、

自分や同居家族に食中毒の経験がある人は18%、

そのうちの3割が家での調理が原因という結果になっています。

 

以前、私もノロウイルスになったことがあり、

下痢や嘔吐、発熱といった症状で苦しみました( ;  ; )

そうならない為にも、できることはしっかりと予防していきましょう!

 

 

食中毒予防の3原則

食中毒予防の基本は、

「付けない」「増やさない」「やっつける」です。

 

・「付けない」

細菌を付けない為には、食材を触る前に丁寧に手を洗うことが大切です。また、包丁は1つの食品を切るごとに洗剤で洗います。

まな板は肉用・魚用・野菜用などと食材ごとに使い分けるとともに、使ったあとは洗剤で洗いましょう!

包丁やまな板は、洗ったあとにアルコールの消毒液でスプレーしたり、熱湯をかけたりするとより安心です。

 

 

 

・「増やさない」

細菌は温度が10℃以下の環境下では増殖しにくくなります。

買ってきた肉や魚は当日使う分は冷蔵庫で、すぐに使わないのであれば冷凍庫で保存しましょう!

冷凍した食品を解凍する場合は、常温ではなく、冷蔵庫内で解凍するか、電子レンジを使います!

 

 

・「やっつける」

食中毒菌の多くは75℃以上で1分以上加熱すると死滅するので、

肉や魚は中心部までしっかりと火を通します。

電子レンジを利用するときは、加熱箇所が偏らないように途中で置き方を変えたりして、むらなく加熱しましょう!

 

 

お弁当やBBQなども注意が必要

会社や学校に手作りのお弁当を持っていく人も多いと思います。

お弁当のおかずは中までしっかり加熱することが必須。

特に細菌の汚染率が高い鶏肉・挽き肉・卵料理は包丁で切るなどして、中まで火が通っていることを確認してください。

食材の水気はお弁当は痛む原因になるので、煮物の煮汁などはしっかり切りましょう!

また、お弁当にふたをするときは十分に冷めてからにしましょう!

温かいうちにふたをすると、弁当箱内に蒸気がこもって細菌が繁殖しやすくなるので注意しましょう。

 

 

 

今の時期、BBQを楽しむ人も多いかと思いますが、

屋外でBBQを楽しむ場合は、肉や魚の下ごしらえを家で済ませ、すぐに調理できるようにしましょう!

肉や魚を焼くときに使うトングや箸は調理専用にし、食べるときは使用しないことも大切なポイントです( ^ω^ )

クーラーボックスから出した食材や、焼いた肉や魚をテーブルの上に何時間も放置しがちです。

すぐに食べないものはクーラーボックスに入れておくなどしましょう。

 

 

 

 

食中毒を防ぐには

食中毒は未然に防ぐことができます。

例えば、手の洗い方一つでも変わってきます。

ただ、水で洗うだけではなく指の間や爪の中まで石けんを使って洗うなど心掛けてみましょう!

 

また、食中毒予防の3原則以外にも、

・買い物するときは、肉や魚などの生物は最後に買う

・残った食品は清潔な容器に保存したり、時間が経ちすぎたものは思い切って捨てる

などを気をつけながら予防を徹底しましょう(*^ω^*)

 

 

「食中毒になったかも」と思ったら…

・なるべく早めに医療機関へ

吐き気や嘔吐、腹痛、下痢などの症状が現れ、食中毒が疑われる場合には、速やかに医療機関に受診してください。

 

・水分をたくさんとる

嘔吐の症状がひどい時は、水分補給が重要です。

脱水症状にならない為にも、水分と塩分を一緒に摂取できる経口補水液を飲むなどしてください。

 

・薬は病院で

自己判断は危険ですので、下痢が続くからといって市販薬を安易に服用するのもやめましょう!

食中毒は、原因菌を体内から外へ出す必要がある為、

下痢止めを飲んでしまうと体内に原因菌を溜めてしまうので、症状を長引かせてしまう可能性があるからです。

 

 


 

食中毒は、身近に存在します。

食中毒にかかってしまったときにの対処法も大切ですが、

かからない為の予防や対策もしとくと良いでしょう(´∀`=)