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“糖化“のついて詳しく知ろう!

 

みなさん、こんにちは。

 

「糖化」って言葉はご存知でしょうか。

私は、聞いたことはありましたが詳しくは知りませんでしたm(_ _)m

「糖化」は案外身近にあり、予防もできます。

 

誰もが避けられない老化。

ですが、「糖化」を予防することで、

そのスピードを遅くしたり、老化に伴う病気のリスクを軽減したりして健康寿命を伸ばすことは可能なのだとか。

 

まず、「糖化」とは何なのか、

お話していきたいと思います!

 

 

 

糖化とは?

糖化は体の「コゲ」

ホットケーキの美味しそうな焦げ目は、材料に含まれているタンパク質がくっついたものに熱が加わって焦げたのが「糖化」。

同じことが体内でも起こります。

 

 

糖化は老化を促進する!?

「糖化」は体にどんな影響があるのかと言いますと、

糖化したタンパク質は時間が経つとAGEs(終末糖化産物)に姿を変えます。

AGEsは細胞や臓器に炎症を誘惑して劣化させ、老化を促進させてしまいます。

 

皮膚細胞がAGEs化すると、たるみやシワ、シミ、薄毛などが多い老け顔に(T_T)

他にも、心臓病や高血圧、骨粗しょう症、アルツハイマー病、白内障など、老年病を発症しやすくなります。

 

※AGEs…糖化によって生成される最終的な悪玉物質で、一度蓄積されると容易に体外に排出されません。

タンパク質の1つであるコラーゲンが糖化されると、皮膚や骨、血管にAGEsが蓄積されます。

 

 

糖化を予防するには、、、?

血液中にブドウ糖が多いほどタンパク質と結びつきやすくなり、糖化が進みます。

したがって、糖化予防で重要なのは血液中に含まれるブドウ糖の濃度、つまり「血糖値」に注目することです!

 

 

血糖値を上げない食生活

糖化は高血糖状態の時に進むので、高血糖状態を避ける食生活が大切です。

食生活や生活習慣の改善をして抗糖化生活を実現しましょう!

 

適正な栄養バランスを

糖質を含む食べ物を避ければいいという考えは短格的。

糖質はエネルギー源になる重要な栄養素です。

糖質に限らず、さまざまな栄養素を過不足なく摂ることが抗糖化生活の基本になります。

 

 

朝食はしっかり食べ、間食はしない

朝食を抜くと、その分昼食でたくさん食べてしまい、血糖値の上昇を招きます。

血糖値が低い空腹状態の時に甘いお菓子などを完食すると、糖質はすぐに吸収され血糖値が急激に上がる要因になります。

 

 

 

よく噛んでゆっくり食べる

早食いをすると糖が急速に吸収されるため、血糖値が急上昇します。

よく噛んでゆっくり食べることは、血糖値の急上昇を防ぐだけではありません。

満腹感が得られやすく、食べ過ぎを防ぐ効果もあります。

 

 

抗糖化食品を取り入れる

ブロッコリースプラウトや玉ねぎはAGEsの生成を抑制。

舞茸や桜エビなどに多く含まれる「キチン」にはAGEsの吸収を抑える作用が期待できます。

また、舞茸には食後の高血糖を抑える働きも期待できるそう。

 

 

抗糖化生活のメリット

抗糖化生活にはメリットがたくさんあります!

 

たるみやシワができにくい肌に

・表皮の下にある真皮の約70%は、タンパク質のコラーゲン線維が占め、肌の弾力を維持しています。

抗糖化生活はコラーゲン線維のAGEs化を抑えるので、たるみやシワができにくい肌になります。

 

 

丈夫で骨折しにくい骨に

・骨はコラーゲン線維という土台にカルシウムやマグネシウムなどのミネラルは張りついたもの。

抗糖化生活により、骨のコラーゲン線維でのAGEs生成を少なくすれば、丈夫で骨折しにくい骨になります。

 

 

血管

しなやかで弾力のある血管の保持

・血管もコラーゲン線維でできています。

血管のコラーゲン線維がAGEs化するとしなやかさを失い、硬くなって動脈硬化が進みます。

抗糖化生活はいつまでもしなやかな弾力のある血管の保持を助けます。

 

 

認知機能を維持

・アミロイドβというタンパク質がAGEs化して脳の神経細胞を障害し、

認知機能の低下を引き起こすのがアルツハイマー型認知症。

抗糖化生活はアミロイドβのAGEs化を抑え、認知機能の維持に役立ちます。

 

 

AGEsが多い食品を知ろう!

インスタント食品、ハムやベーコンなどの加工食品、揚げ物などの調理済み食品はAGEsを多く含んでいます。

揚げる・焼くなど高温での調理は、食品中のAGEs量を増加させます。

加熱するなら茹でる・蒸すがオススメです。