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食生活からの熱中症対策〜応用編〜

 

みなさん、こんにちは。

 

食生活からの熱中症対策〜応用編〜ということで、

熱中症は誰でもなる可能性があり、もしもの時のために知識を身につけておくことも大事です。

熱中症対策になる食べ物、摂りたい栄養素、熱中症にかかってしまった時のポイントなどがあります。

 

ではまず、

「熱中症にかかりやすい状態」というのがあります。

どういった状態なのかご紹介していきます。

 

 

熱中症にかかりやすい人の特徴とは

 

最高気温が35度以上の日を猛暑日と言われていますが、

真夏日と言われる31度以上になると、熱中症になるリスクが高まります。

 

湿度が高い、風が弱いなどの条件がそろった時は、特に注意が必要です。

このような外部環境に加えて、自分自身の体調によっても熱中症にかかりやすくなってしまうことがあります。

 

 

3食きちんと食べていない人

前回もお話ししましたが、3食欠かさず食べることは熱中症対策にもなります。

食事をとるのは、エネルギーや栄養素を補うだけなく同時に水分も補うことになるからです。

 

寝ている間にも汗をかいているので、朝起きた時にはすでに水分不足の可能性があります。

その状態でさらに朝食を抜くと、十分な水分が補えないまま作業や運動をすることになってしまいますので、

特に朝食を抜いている人は熱中症のリスクがグッと高まるので注意が必要です。

 

 

 

ダイエット中の人

ダイエットの為に、食事量を減らしたり欠食したりする人も多いので、やはり水分が不足している可能性が高いです。

 

また、ダイエット中は栄養素が不足している可能性もあるので、体調不良から熱中症になることも。

 

 

 

2日酔いの人

実は、二日酔いになっている時は、熱中症にかかるリスクが上がります。

なぜかというと、体内に残ったアルコール由来の有言物質を排出するために、水分がたくさん必要だからです。

少し水分補給をしたところで、それ以上に尿として水分が排出されるので、体の中は常に水分不足になっています。

水分と一緒に体内のビタミン類が排出されているのもよくありません。

 

2日酔いの状態で炎天下で作業や運動をするのは危険なので、屋外で作業する予定が前の晩のお酒はほどほどに…

 

 

 

熱中症予防に必要な栄養素とは

熱中症を防ぐには、水分補給や体調管理も必要。

ですが、食べ物に気をつけることで熱中症になるリスクを減らすことができます。

 

ビタミンB1

体を動かす機会が多い方は、特にビタミンB1が多く必要となります。

ビタミンB1が不足すると、だるさや疲れ、夏バテの症状、集中力の低下といった不調の原因になりますし、

これらの症状は熱中症のリスクを上げてしまいます。

 

ビタミンB1が多く含まれる食べ物

・豚肉

・うなぎ

・レバー

・玄米

・卵

・枝豆

・ピーナッツ

などなど

 

 

カリウム

カリウムが不足すると、こむら返りや熱けいれん、内臓の機能低下などが起こりやすくなります。

カリウムは汗と一緒に流れてしまうので、しっかりと補給する必要があります。

 

カリウムが多く含まれる食べ物

・野菜

・豆類

・いも類

・海藻

などなど

 

ビタミンC、クエン酸

ビタミンCは、抗酸化作用やコラーゲンの合成、疲労回復などに必要な栄養素です。

疲れた状態だとストレスが溜まりがちなので、ビタミンCでストレスに対抗しましょう!

 

クエン酸も、疲労回復に効果的な栄養素です。

体に溜まった乳酸を取り除く効果が期待できるので、素早く疲労回復が出来ます。

 

ビタミンC・クエン酸が多く含まれる食べ物

・柑橘類

・キウイフルーツ

・いちご

・ジャガイモ

・パプリカ

・ブロッコリー

などなど

 

 

 

 

何事もバランスよく♪

上記にあげた栄養素以外にも、お肉などに含まれるタンパク質やご飯などのエネルギー源も大切。

何事もバランス良く食事を摂るのが大事です。

 

 

 



 

次回は、

熱中症対策にオススメのメニューや、熱中症になった後に摂取した方が良い食品、夏バテ時に食べやすいレシピなどご紹介していきたいと思います。