みなさん、こんにちは。
前回のブログでは、
「ストレッチ」についてお話させていただきました。
体がこり固まったままの状態が続くと、肩こりや腰痛を招きかねませんよね(>_<)
そうならないためにもストレッチはとても大切なこと。
今回もウソ・ホントシリーズで、
(勝手にシリーズ化しました笑)
【運動】についてピックアップし、正しい知識を身につけ、
新たな効果を期待するための「ウソ・ホント」を年齢別に解明していきましょう!
10歳代以下
【子どものカラダはやわらかい】はウソ・ホント?
ウソです。
近年は、かかとをつけたまましゃがむことができない子どもや、膝を伸ばしたまま手を床につけない子どもが増えているといわれます。
こうした症状は、子どもロコモティブシンドローム(運動器症候群)と呼ばれています。
明らかに運動不足という子どもだけではなく、運動クラブに入っている子どもにも、子どもロコモは見られるとか。
その理由は、クラブ活動などで動かす筋肉や関節が限られてしまうから。思い当たる場合は、全身の筋肉や関節をバランス良く動かすラジオ体操を毎日1回でも取り入れてみてはいかがでしょうか\(^^)/
20歳代〜30歳代
【運動後にはクールダウンが必要】はウソ・ホント?
ホントです。
運動は始める時も終わる時も、心臓や肺に強い負担をかけてしまいます。それを和らげるのが、ウォーミングアップとクールダウンです。
ウォーミングアップでは、少しづつ心拍数を上げ血流量を増やしていきます。
反対にクールダウンは、ストレッチなどを行い、また、有酸素運動の時は徐々に速度を落として心拍数を下げ血流量を減らします。
もし、クールダウンなしに運動を急にやめてしまうと、血液が心臓に戻りにくくなり、不整脈を起こしたり血圧が急降下し、気分が悪くなるかもしれないので注意が必要です!
40歳代〜60歳代
【メタボ対策は有酸素運動だけでOK】はウソ・ホント?
ウソです。
近年は有酸素運動だけではなく、筋トレも加えた運動がすすめられています。体重を落とすには、筋トレ後に有酸素運動を組み合わせるのが効果的だとか。
筋トレで分泌された成長ホルモンなどが基礎代謝を上げ、脂肪細胞を分解。その状態で有酸素運動を続けることで、脂肪が効率よく燃焼されるため、ウォーキングなどはスクワットや腕立て伏せなどを行った後に始めると良いかもしれません。
ただし、筋肉つけたい場合は、順番を逆にして有酸素運動を先に終えて筋トレを後に始める方が効果的だといわれます( ^ω^ )
70歳代以上
【腰痛には運動は厳禁だ】はウソ・ホント?
ウソです。
痛みがひどい時は安静にしなければなりませんが、治った時は運動して筋肉を鍛える方が悪化を防げるといわれます。
ただし、運動方法は医師と相談してくださいね!
椎間板ヘルニアの人は前かがみになる運動が、
腰部脊柱管狭窄症の人は背中を反らせる運動が良くないとされています。
まずはウォーキングから始めてみましょう\(^o^)/
また、自転車は自然に前かがみになるため腰部脊柱管狭窄症の人には良いかも!
椎間板ヘルニアの人は、立った姿勢でお尻に手をあて骨盤を前に押すような運動をしましょう!
ただし、痛みが強い場合はすぐに中止してください。
無理をせず自分のペースで
体を動かしたいあまり、無理に行ってはいけません。
自分のペースでゆっくり行っても良いですし、毎日ではなくても時間があるときに行うなど、運動する事にストレスを抱え込まないようにしましょう。
より安全にストレッチや運動を行うためには、
「2段階ストレッチ」といって、
息をゆっくり吐きながら筋肉の張りを感じる手前まで伸ばし5〜10秒間キープ。
いったんリラックスした後、今度は筋肉の張りを感じるところまで伸ばして20〜30秒キープ。
といった感じで、2段階に分けてストレッチをすることで、筋肉が過度に伸ばされて損傷するのを防げます!
運動するのはちょっとめんどくさい…
という方は、簡単なストレッチから始めてみても効果はあると思いますので、是非とも試してみてはいかがでしょうか(*^▽^*)