みなさん、こんにちは。
梅雨入りもすぐそこまで近づいてきました。
雨や曇や、どんよりした天気が多くなってきますが、
雨や曇の時も紫外線はあります。
今回は、これから多くなってくる【紫外線】について正しく知り、
紫外線と上手に付き合う為の知識を身につけていきましょう♪
そもそも紫外線とは?
紫外線とは、
太陽光は波長が短い方から紫外線、可視光線、赤外線に分けられ、
紫外線はさらに、UV-C、UV-B、UV-Aに分類されます。
UV-Cは波長が短く、オゾン層などで吸収されるため地上まで届きません。
紫外線というときは、通常UV-BとUV-Aを指します。
と言いましても、
少し難しいですよね( ; ; )
なので、簡単に説明します(笑)
紫外線は字の通り、紫の外の線、と書きます。
「紫」とは何の事かと言いますと、、
太陽の光は、実はいろんな性質の光が混ざり合ってできています。
いつもは混ざり合っているので「光」としか思いませんが、
その光が分解されて見えることがあります。
それが、「虹」です。
赤や黄色、青など、光線の性質(波長)ごとに色が分かれて見えます。
それに、この目で見ることができる光線の他に、目に見えない光もあります。
下の表で言うと、「可視光線」が目に見える光線です。
↓ ↓ ↓
目に見えない光で、
虹の紫よりも波長が短い性質のものを、紫を超えて外にあるという意味で「紫外線」、
虹の赤よりももっと波長が長い性質のものを「赤外線」と呼びます。
英語では、「超」「紫」「光線」という単語を組み合わせて
「ULTRA VIOLET RAY」略してUVと呼びます。
…長くなりました。笑
「UV」という言葉は良く耳にしますが、
UVの略も初めて知りましたし、紫外線・赤外線の言葉の意味も知ることができ、私が勉強になりました(笑)
では、次に、
「紫外線」の素顔についてお話ししていきます(*^ω^*)
紫外線の素顔とは…
知っているようで知らない「紫外線」のこと。
紫外線の素顔をご紹介します!
UV-Aは肌の奥まで届く
・波長の長いUV-Aは肌の奥の真皮にまで届き、コラーゲンやエラスチンをつくる線維芽細胞にダメージを与えます。
長く浴び続けると皮膚の弾力が失われ、シワができやすくなります。
UV-Aは部屋の中にも侵入する
・UV-Aは波長が長い為、普通の透明ガラスやカーテンだと一定量通過します。
室内の日の当たる場所で長時間過ごす場合は、ペアガラスや遮光カーテンを使用すると良いです(^ ^)
UV-Bは肌を赤くする
・波長が短いUV-Bは表皮にしか届きません。
しかし、UV-Bが表皮に当たると表皮の1番下の基底層にあるメラノサイトという細胞が黒いメラニン色素をつくる為、肌が赤くなります。
曇りの日でも届いている
・曇りの日は雲に遮られている分紫外線量は少なくなりますが、それでも快晴時の50〜75%は肌に届いています。
雨の日でも20〜30%届くので、天気が曇りや雨だからといって油断は禁物です。
目や髪の毛にも影響する
・強い紫外線を浴びると、目には充血や角膜炎などの症状が出ます。
長年紫外線にさらされると、白内障などが引き起こされることも。
髪の毛のパサつきやツヤの低下などにも影響があるとか。
地域や季節で量が変動する
・南に行くほど紫外線は強くなり、沖縄と北海道では約2倍の差があるそう。
同じ経度では標高が1,000m上昇するごとに紫外線量は10〜12%増加します。
1年のうちでは6〜8月が最も強くなります。
紫外線との上手なつきあい方
紫外線対策を始める前にこれだけは押さえておきたい3つのことをご紹介します♪
1.自分の肌タイプを確認
肌タイプによる紫外線の皮膚への影響が異なります。
黄色人種の場合は、
①すぐに赤くなって黒くならない
②赤くなってその後黒くなる
③赤くならずに黒くなる
の3種類。
特に、①②に当てはまる人は要注意。
2.紫外線の多い時間帯を知る
正午をはさむ数時間が、紫外線量が一番多くなります。
夏場では、午前10時~午後2時に1日の紫外線量の約60%が降り注ぐといわれます。
この時間帯の外出はできるだけ控えましょう。
3.日焼けしやすい場所を知る
海辺やスキー場などは紫外線の散乱光があふれていて、あらゆる方向から紫外線が降り注いでいます。
山も紫外線が多い場所。こうしたところへ出かける時は入念な紫外線対策を心掛けましょう。
必要以上に避けてもいけないし、浴びすぎてもいけない紫外線。
肌を紫外線から守ることは大事なことですが、肌以外の部位への対策もとても大事。
次回は、体の部位別紫外線対策についてご紹介していきます\(^o^)/