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歯の健康〜噛んで良い歯に〜

 

みなさん、こんにちは。

 

 

11月8日は「いい歯の日」ということで、

歯の健康について考えていきたいと思います。

 

 

「もし歯がなくなったら…?」

肉食動物は獲物を獲れなくなり、草食動物は草や葉を食べられなくなります。

人間も食の楽しみを失い、大切にしなければなりませんよね。

まさに、「歯は命」

 

 

良く噛むことの効果

一度の食事で自分で何回噛んでいるかご存知ですか?

歴史上に出てくる卑弥呼の食事メニューを再現したところ、一回の食事で3,990回噛んでいたとされています。

現代人の噛む回数は減っていて、卑弥呼の6分の1の600回程度まで減少しているとか。

 

良く噛むことで、カラダにどんな良い効果があるか紹介していきます( ^ω^ )

 

・胃腸の負担を減らす

良く噛むことで食べ物が細かく砕かれ、唾液と良く混ざり合って消化しやすい形に変わるので胃腸の負担が減ります。

 

 

 

・脳を刺激する

歯を支える骨と歯根の間にある歯根膜の神経は中枢神経につながっています。

噛むことでその神経を介して脳を刺激します。

 

 

・食べ過ぎを防ぐ

時間をかけてしっかり噛んで食べると脳の満腹中枢が刺激され、適量で満腹感を感じるので食べ過ぎを防げます。

 

 

その他にも、

・口の周りの筋肉を鍛える

・唾液が増える

・食材本来の味を楽しめる

など、良く噛むことでたくさんの効果を持てあわし、

それと同時に、噛む効果は「生きる力」にもなります!

 

 

良く噛むためのコツ

食事を楽しみながら、噛む回数を増やすコツがあります!

 

★調理の時

・噛みごたえのある食材を選ぶ

豆腐のような柔らかいものは、噛まなくてもスッと飲み込むことができます。

噛む回数を増やすには根菜類などの硬い食材、コンニャクなどの弾力のある食材を取り入れましょう♪

 

・複数の食材を組み合わせる

里芋だけの煮物よりも筑前煮、白米よりも混ぜご飯というように、

複数の食材を組み合わせると食感や味に変化が出るため、噛む回数が自然にアップ!食材豊富な食事がオススメ。

 

 

・食材を大きめに切る

同じキュウリでも千切りにしたものよりも乱切りにしてサイズを大きくしたものの方が噛む回数が増えます。

肉なら厚切りにするなど、食材を大きめに切りましょう!

 

 

・加熱時間を調節する

野菜は加熱時間が長くなるほど柔らかくなります。

生で食べられる野菜を取り入れたり、加熱時間を短くして歯ごたえを残したりするのがオススメです。

 

 

★食べる時

・一口の量を少なくする

同じ量の料理でも、一口の量を自由にした場合と少なくした場合とでは、

噛む回数・噛んでいる時間ともに、一口の量を少なくした方が多かったという研究結果出ているそうです。

 

・飲み物で流し込まない

食事中にお茶などの飲み物を口にすると、口の中の食べ物は飲み物で流し込まれてしまうためしっかり噛まなくなります。

汁物以外の水分は食後にとるようにしましょう!

 

 

・飲み込んでから次の食べ物を

飲み込む前に次の食べ物を口に入れると、先に口にした食べ物を十分に咀嚼しないまま飲み込むことに。

この食べ方だと早食いになり、噛む回数が減るだけではなく肥満の原因にもなってしまいます。

 

・「ながら食べ」をしない

テレビやスマートフォンなどを見ながら食事をすると、食べること以外に意識が向かいやすくなります。

気が付かないうちに次々と食べ物を口の中に入れてしまいがちになり、噛む回数が減ってしまいます。

 

 

 

※注意点

飲み込む力が弱い人は、無理せず食べやすい方法で食べましょう!

 

 

 

いい歯の習慣、続けて笑顔

誰もが美味しい食べ物を目の前にすると、自然と笑顔になりますよね( ^ω^ )

そして食べ物を口に入れ、ゆっくり噛みながらその美味しさを実感できればこれほどの「口福」はありません。

そのためにも、「いい歯の習慣」を続けましょう(=´∀`)人(´∀`=)