みなさん、こんにちは。
過去2回に渡り、食生活からの熱中症対策についてお話してきました。
過去の記事はこちら⬇️
熱中症対策に必要な栄養素や食べ物がわかったところで、
具体的にどういった料理を食べたら良いのかわからないのも正直なところです。
夏場はどうしても食が細くなって、そうめんやうどんのような喉越しが良い食べやすい物だけ食べてしまいがち。
例えば、そうめんは炭水化物になりますので、
それをエネルギーに変えるビタミンB1がないと体は疲れる一方です。
ビタミンB1は、
豚肉や豆腐、味噌といった大豆製品、玄米、卵などに含まれていますので一緒に食べるとバッチリ👌
といったように、
バランス良い食事を摂ることがとても大切。
熱中症を予防できる食べ物を日々の食事からも取り入れて上手く熱中症の対策をしましょう!
朝は味噌汁!!
人間は寝ている間にも大量の汗をかきます。
寝不足でもないのに朝から体調が悪い…体が重い…なんて人は、寝ている間に汗をかいたせいで、
すでに熱中症になりかけているのかもしれません。
みそ汁には、汗で失われるカリウム・ナトリウム・マグネシウムが多く含まれています。
朝のみそ汁で、寝ている間に失ったものを補給することができます。
また、みそ汁にはさまざまな具材を加えることができ、多様な栄養素の摂取もできるので、必要な栄養素をバランス良く摂取できます。
〜豚肉とえのき、ジャガイモのみそ汁〜
〜材料(2人前)〜
豚肉:100g
えのき:1パック
ジャガイモ:2個
味噌:大さじ2
だしの素:小さじ1
水:500ml
〜作り方〜
①豚肉は一口大に切り、えのきは根元を切り落としてほぐします。
②ジャガイモは皮を剥いて一口大に切ります。
③鍋に水とだしの素を入れて沸騰させ、豚肉を加えます。
④ジャガイモとえのきを加え、ジャガイモが柔らかくなるまで煮ます。
⑤火を止めて味噌を溶かし入れ、再び火をつけて軽く煮立たせたら完成です。
⑥ネギはお好みで♪
味噌汁は、適度な塩分と水分が同時に補給できる上に、
味噌の酵母にはアミノ酸やビタミン、ミネラルが含まれているという優れもの。
そこに、
ジャガイモのビタミンC、豚肉のビタミンB1・タンパク質、
免疫力を高めてくれるβカロテンを含むえのきが加われば最強みそ汁が完成\(^^)/
薬味を活用する
薬味は料理ではありませんが、
大葉やみょうが、しょうがなどの薬味を使うのも食欲増進におすすめの方法です。
さわやかな風味の薬味を使えば、少しは食事が摂りやすくなるかもしれません。
メニューに悩んだら、薬味を活用することも思い出してみてくださいね^_^
〜みょうがご飯〜
〜材料(2人分)〜
ご飯:お茶碗2杯分
みょうが:3個
かつお節:3g
しょうゆ:小さじ2
白ゴマ:適宜
〜作り方〜
①みょうがは小口切りにする。
②小さめの容器に鰹節としょうゆを入れて良く混ぜる。
③ボウルにご飯、みょうが、②を入れてサッと混ぜる。
④茶碗によそい、あれば白ゴマをふる。
みょうがにはこの時期の体に嬉しい栄養素が含まれています。
カリウム…血圧上昇の抑制、血流を促進
アントシアニン…抗酸化作用
αピネン…胃液の分泌を促す、血流を促進
カンフェン…抗菌作用、抗炎症作用
ミョウガジアール…血流を促進、抗菌作用
みょうがには体内のナトリウムの排出を促し、血圧を下げる作用があるカリウムがたくさん含まれています。
カリウムは血流改善にもつながるので、水分の摂りすぎによるむくみの緩和にも効果的です。
また、みょうがの赤紫色はアントシアニンですが、
アントシアニンには抗酸化作用があり、筋肉疲労を抑制したり、活性酸素の増加を抑制する効果があります。
この時期の夏バテによる疲労を改善する効果も期待出来ます!
みょうがはブログのレシピに時々登場する、常連の野菜です😆
みょうがは夏が旬というイメージが強いですが、秋が旬の秋みょうががあります。
秋みょうがは夏よりも赤みが強く、少しふっくらしていて大ぶりです。
みょうがは薬味や刺身のつま程度に食べるだけであまりメインで食べることは少ないと思いますが、
このレシピをきっかけにみょうがメインの料理をお試しください。
もうすぐ9月に入り秋が近づいてますが、今年も暑い日がまだまだ続きます。
食べ物に気を配るだけではなく、
日頃から睡眠時間をしっかり確保したり体調を整えておく事もとても大事。
暑い夏も、熱中症にかからず元気に過ごしましょう/(^o^)\