みなさん、こんにちは。
最近暖かくなってきましたが、朝晩はまだまだ冷えますよね。
体を温める食材や食べ方で体を冷やさないように心掛けることが大切です。
前回に引き続き、
「食養生:食事の工夫をすること」についてお話ししていきます!
前回までの振り返りはこちら!
今回ご紹介するのは、
冬にオススメ温め食材「ショウガ」、冬にオススメの食べ方「湯豆腐」「あんかけ」で作ったレシピ
「青菜と豚ばらのあんかけ温奴」をご紹介します!
冬にオススメ温め食材の特性
今回は「ショウガ」と、
冬にオススメな食べ方「湯豆腐」「あんかけ」です。
食材だけではなく、食べ方でも体を温めることができます。
・ショウガ(温性)
辛み成分のジンゲロンとショウガオールにより体がぽかぽかに。
食欲不振の緩和効果も◎
・湯豆腐
豆腐は涼性で体を冷やす食材ですが、タンパク質やカルシウムなどの栄養素が凝縮されているのが特徴です。
エネルギー源の一つでもあるタンパク質が豊富な豆腐を食べるには、
冬は湯豆腐やお鍋などに入れて食べるのがベスト(^^)
・あんかけ
あんかけなどのとろみがついた料理は冷めにくいのが特徴ですよね。
また、片栗粉のとろみは外気を遮断して、保温力がアップします。
ショウガの効能・効果
「ショウガ」は、このブログでも何度もご紹介している食材です。
“冷えにはショウガ“と言うくらいこの時期には料理に取り入れている方も多いのではないでしょうか!
冷え解消に大切なショウガの成分として有名なのが、
「ジンゲロール」と「ショウガオール」です。
「ジンゲロール」は生のショウガに多く含まれている辛みの成分の一つで、
加熱したり、乾燥させるとジンゲロンやショウガオールへと変化します。
殺菌作用や免疫力の向上、冷え解消、老化防止、ダイエット効果など多くの働きを持っています。
その他にも、
・痛みを和らげる
・お腹の調子を整える
・血行を良くする
・アンチエイジング効果をもたらす
など、たくさんの効果や効能があります\(^^)/
実際に作って食べてみた!
湯豆腐は個人的に良く食べますが、あんかけにして食べる機会はあまりありませんでした。
とろみとショウガのお陰か、すごく体が温まり豚肉の旨味も出ていてとても美味しかったです!
「青菜」とありますが、
「青菜」とは、緑色の葉のことで、小松菜、ほうれん草、ちんげん菜、モロヘイヤなどのことを言います。
もちろん、お好みの葉野菜を使っていただいて大丈夫です♪
ただ、今回は三つ葉を使ったのですぐに火が通りましたが、
小松菜やほうれん草などを入れる場合は、
茎の部分を先に入れるなどして、しっかり具材に火が通るようにしてください(^^)
気になる材料とレシピはこちら
↓ ↓ ↓
豆腐の意外な特徴
豆腐には、木綿豆腐、絹ごし豆腐、焼き豆腐など様々な種類がありますよね。
木綿豆腐は、水分が絞り出されるためしっかりとした触感と豆乳の濃厚な味わいがあります!
豆乳から余分な水分や油分が抽出されることから、
タンパク質やカルシウムなどの栄養素が凝縮されているという特徴があります( ^ω^ )
絹ごし豆腐は、水分を含み崩したりすることもない分成形されたままのなめらかな舌触りと、
ボリュームがあるのにエネルギー量が低いという特徴があります( ^ω^ )
焼き豆腐は、油揚げやがんもどきと同じ豆腐加工品です。
水切りしているため崩れにくく、だし汁や調味料などが染み込みやすくなっているので、
すき焼きや味の濃い鍋料理に良く使われます( ^ω^ )
豆腐の機能性成分
人が生きていく上で必須の栄養素ではないものの、
健康の維持など様々な機能性効果が期待される成分のことを機能性成分と言います。
豆腐には、この機能性成分が数多く含まれるため、機能性食品として考えられることもあります。
例えば、
脂質代謝に関わると考えられている「レシチン」、
脂肪の蓄積、活性酸素の働きなどに関わると考えられる「サポニン」、
女性ホルモンであるエストロゲンに似た作用が期待できるのではないかと考えられる「イソフラボン」など、
豆腐には様々な機能性成分が含まれています(´∀`=)
豆腐の摂取量
豆腐のヘルシーなイメージもあり、豆腐サラダのような料理はサラダなどの副菜を摂る感覚になりやすいですよね!
ですが、豆腐はあくまでも肉や魚と同じタンパク質を豊富に含む食材の一つとして捉える必要があります!
肉や魚のメインの料理に加えて豆腐料理を追加すると、タンパク質だけではなく、エネルギー量や脂質の摂取量も増えていくことに繋がってしまいます。
豆腐100gのタンパク質は卵1個と同じくらいの量という目安を覚えておくと良いでしょう\(^^)/